ぶらっと京都歩き

フォトライターが京都・滋賀の街並み、史跡を歩いたことを綴ったブログです。


伏見大手筋商店街を歩く

 5月5日に伏見界隈を散策した際に、大手筋商店街を通りました。

閑散としてシャッター商店街化するところが多い中、

この商店街はかなり活気がありました。

2009年3月には中小企業庁が選定する「新・がんばる商店街77選」に選ばれています。

京都の観光地ということもあるでしょうが、それぞれのお店がいろいろな工夫をして頑張っていることもあるでしょう。

 

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 大手筋通りの歴史は安土桃山時代から

大手筋通りの歴史は古く、1594年豊臣秀吉伏見城を築城した際に、城の大手門に続く大通りを造ったことから始まります。

平成9年には日本で最初のソーラーアーケードを設置、アーケード内の照明に利用されているようです。

 

京阪伏見桃山駅から新町通までが一番街、新町通から瀬戸物町までが二番街、瀬戸物町から南部町までが三番街、南部町から風呂屋町通までが四番街です。

 

通りの各店舗名は公式サイトで確認できます。

otesuji.jp

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竜馬通り商店街

大手筋から南側へ寺田屋まで続く通りには竜馬通り商店街があります。

通りには坂本龍馬に関連したグッズ販売店もありました。

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幕末の余韻に浸りながら酒処伏見を歩く~坂本龍馬遭難の跡を歩く

 江戸時代に京都と大阪を結んだ十石舟や三十石船の京都終着点は伏見港です。

 伏見港近くには船宿がたくさんあったそうで、寺田屋もその一軒です。

幕末、寺田屋で大きな事件が二つ発生しました。

一つは薩摩藩尊皇派が島津久光命により粛清された「寺田屋騒動」(1862年)。

そしてあと一つが薩長同盟締結を斡旋した坂本龍馬が伏見奉行所捕り方に襲撃された「坂本龍馬襲撃事件」(1866年)です。

今回、僕は坂本龍馬が襲撃からどのような道程で逃げ延びたか、その軌跡を辿りました。

 

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 寺田屋の建物は幕末の鳥羽伏見の戦いで焼失。現在の建物は当時の西隣に再建されたものです。レプリカなんですね。

 

寺田屋の横にある庭には坂本龍馬の像が設置されています。

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 ボランティアのご老人が寺田屋坂本龍馬について観光客に説明をしていました。

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 豪川。川の向こうに伏見薩摩藩邸がありました。伏見奉行の捕り方に追われた龍馬はこの川伝いに薩摩藩邸に向かいました。

寺田屋から薩摩藩邸まで約1.5キロ。

途中、材木屋に潜伏。薩摩藩士が舟で救助に来るのを待ちました。

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 大手筋通りに架かる橋の片隅に龍馬が隠れた材木屋がありました。

今は材木屋はなく、石碑が建てられています。

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 現在、松山酒造(株)がある敷地がかつて薩摩藩邸があった場所です。

石碑には「坂本龍馬寺田屋脱出後避難の地」と彫られています。

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 寺田屋近くの伏見港跡には「龍馬とお龍、愛の旅路」像があります。

寺田屋遭難で傷ついた傷を癒すため、ここから薩摩へ旅立ちました。これが日本の新婚旅行の始まりと言われています。

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幕末の余韻に浸りながら酒処伏見を歩く~宇治川派流十石舟

月桂冠大倉記念館を過ぎると、「べんてんばし」があります。

宇治川派流に架かる橋で、橋の上からは十石舟を見ることができます。

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宇治川派流は名前の通り、宇治川から引かれた運河で、1594年豊臣秀吉伏見城築城のための物資を運ぶために造った運河です。

江戸時代から運河は京都と大阪を結ぶ交通手段となり、十石舟や三十石船に乗せて、酒や米などの物資、旅客の運搬を行っていました。

今では屋根付き観光船に改造され、活用されています。

 

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伏見三十石船乗り場付近。向こう岸には江戸時代の船着き場をイメージさせる石段と灯籠があります。

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十石舟、三十石船の乗船料と時間はNPO伏見観光協会のサイトで確認してください。

大人は1200円で乗船できるようです。

十石舟と三十石船 | NPO法人 伏見観光協会

 

宇治川派流沿いの小径には桜並木が続き、春には満開の桜が見頃となります。

今回訪れたのは5月5日でしたので、桜の新緑がきれいでした。

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宇治川派流は高瀬川琵琶湖疏水と繋がる豪川と合流し、宇治川本流に繋がっています。運河のはるか先は宇治川本流です。

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歴史でめぐる 伏見の旅 (京都を愉しむ)

歴史でめぐる 伏見の旅 (京都を愉しむ)

 

 

幕末の余韻に浸りながら酒処伏見を歩く~御香宮神社

 5月5日に伏見界隈を散策した際に一番最初に訪問したのが御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)です。

 近鉄桃山御陵前駅を降りて、東方向に視線を向けると赤い大鳥居が見えます。

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 大鳥居を過ぎて、しばらく歩くと、表門があります。

この門はかつて伏見城にあった大手門で、1622年徳川頼房水戸黄門の父)が寄進したものだそうで、国指定重要文化財です。

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 表門を潜ると本殿に向かう参道が真っすぐに伸びています。

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 御香宮神社の主祭神神功皇后(じんぐうこうごう)

神社名の由来は862年(平安時代ですね)の9月9日に境内から香の良い水が湧き出たことから清和天皇がその名を付けたそうです。

御香水は伏見の七名水として昭和57年に復元され、賞味することができます。

 

また豊臣秀吉徳川家康との縁も深く、それぞれ社領300石を献上したとのこと。

 

由来や略歴は公式サイトで確認を。

http://www.gokounomiya.kyoto.jp/

 

安産にご利益があるようで、安産祈願や祈願付きの岩田帯、コルセットを購入することができるようです。

 

1605年に徳川家康の命により建立された本殿には極彩色の彫刻で飾られています。

平成二年に復元着手されたものなのですが、近くで見るとその見事な造りに感動します。

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 幕末の鳥羽伏見の戦いの際には官軍(薩摩藩)の駐屯所となり、伏見奉行所に立て籠った幕府軍と戦ったのですが、幸い戦火を免れ、無事今に至っています。

幕末好きには御香宮神社といえば鳥羽伏見の戦いを思い浮かべるでしょう。

 今年の大河ドラマ西郷どん』でもたぶん舞台として登場することでしょうね。

 

 

 

 

 

幕末の余韻に浸りながら酒処伏見を歩く

5月5日、五月晴れの陽気の中、伏見界隈を散策しました。

伏見と言えば、日本酒の三大酒処兵庫県広島県西条、そして京都府伏見と言われるように、日本酒の酒蔵が集まった京都の酒処です。

また幕末には寺田屋事件鳥羽伏見の戦いなど様々な事件が起こった歴史の要の地でもあります。

今回、近鉄桃山御陵前駅を起点として、伏見の名所を巡った記録を綴ります。

 

 

酒処伏見、酒蔵巡り

先に御香宮神社を参拝したのですが、酒蔵から先にレポートしちゃいます。

大手筋商店街を抜けて、納屋町商店街へ入る。しばらく歩いたあと、竜馬通り商店街手前で左手に曲がると、黄桜記念館がありました。

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黄桜といえば、「カッパッパ~、るんパッパ~、カッパ黄桜カッパッパ~」の歌でお馴染みのCM。黄桜株式会社ですね。

現在は真野恵里菜ちゃんが呑のCMしています。

kizakura.co.jp

館内敷地には資料館、酒場、ショップが設置されています。

詳しく紹介された公式サイトのリンクを貼っておきますね。

kizakura.co.jp

kizakura.co.jp

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伏見夢百衆

黄桜記念館を出て、東側へ進み、鳥せい本店に突き当たる道を南へ歩くと、右手筋の向こうにのれんを掲げた古い木造家屋が見えます。「伏見夢百衆」です。

大正時代に建造された月桂冠株式会社の旧本店社屋を活用したそうで、古風な雰囲気を醸し出した外観はとても美しい。

伏見の清酒約100種をはじめ、様々な伏見名物を販売しています。また、きき酒やお酒の仕込み水で点てた、水出し珈琲・紅茶をはじめ甘味類がいただける喫茶もあります。

 

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月桂冠大倉記念館の蔵

道をさらに南へ進むと、左手は木造の蔵が並びます。

月桂冠大倉記念館の蔵です。

なんと創業が1637年という月桂冠株式会社

江戸時代初期の創業なんて、本当に歴史の京都らしい会社ですね。

 

歴史を感じさせる絵になる蔵。こういう雰囲気の建物は大好きです。

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月桂冠大倉記念館

入館はしませんでしたが、館内では酒造用具類、月桂冠創業時の資料の見学、かつての酒蔵の雰囲気が味わえるようです。

入館料は大人400円、中学・高校生100円、小学生以下は無料。

 

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www.gekkeikan.co.jp

 

宇治川派流沿いの小径は桜並木が続いています。向こう岸には月桂冠大倉記念館の蔵が見えます。桜の季節はきれいでしょうね。

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京都の台所~錦市場

錦市場を歩いてきました。

錦市場は京都の台所と呼ばれています。

公式サイトによれば、四百年前の1615年江戸幕府から魚問屋の称号が許され、魚市場として栄えたのが始まり。

昭和2年に京都中央卸売市場が始まってから今のような商店街に変わったとのことです。

 

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四条大通から北に一本目の寺町通りから高倉通りに至る錦小路通り390メートルに126店舗並んでいます。

5月5日はゴールデンウィーク終盤の祭日ということもあり、狭い道幅にすれ違う人の流れ。店の前には立ち止まれない状況です。

 

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漬物屋の店頭には大きな樽の上に漬物が並んでいました。袋売りではなく、グラム売り。

僕は漬物は大好きですから、店から香る漬物の匂いに食欲がそそられました。

 

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ぬか床で付けられた大根の田舎付けの味はシンプルでお茶漬けでいただくとおいしいですね。

 

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佃煮もご飯のお供には抜群にいいです。

色々な種類の佃煮がありました。

 

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お洒落な石鹸を売っているお店もありました。

時代の流れですね。

伝統ばかりではない。新しいものも取り入れられているようです。

 

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錦市場の詳しい内容は公式サイトで。

錦市場商店街|京都錦市場商店街振興組合公式ウェブサイト

 

 

2018年5月5日撮影

 

 

 

鴨川納涼床が始まりました

今年も二条から五条までの鴨川沿いに納涼床が設置されました。

 

GWの後半、5月5日は夏のような陽気で、日中は汗ばむほど。

鴨川の河原では、大勢のカップルが腰を下ろして、緩やかな川の流れを眺めて涼んでいました。

 

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納涼床は5月から9月設置

納涼床は5月から9月までの5か月間設置、営業されています。

5月は「皐月の床」、6月から8月は「本床」、9月は「後涼」と呼ばれているそう。

 

 

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営業は夜間ですが、5月と9月だけは昼間も営業しています。

6月から8月の3か月間は日中の営業はなし。

食中毒の防止対策のためだそうです。

 

お客さんの中には外国人の姿も確認できます。

今日のような暑い日は冷えたビールをキュッといったら気持ちいいでしょうね。

初夏の日中の醍醐味。

 

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二条から五条にかけて、上木屋、先斗町、西石垣、下木屋町の4つのエリアで構成されていて、100軒近い店舗が並んでいます。

画像は先斗町の通り。

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店舗の紹介は京都鴨川納涼床協同組合のサイトで確認してください。

www.kyoto-yuka.com

 

撮影:2018年5月5日

 

2018 夏限定の京都 (JTBのMOOK)

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まっぷる 京都'19 (マップルマガジン 関西 2)

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